遠隔テクノロジー

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『幻聴の音源の理解のために』

『幻聴の音源の理解のために』


●まえがき

2015年元旦から謎の加害組織のターゲットにされて最初の幻聴を聞かされた。

その幻聴の物理的な特徴は、耳で聞こえる声、姿のないこと、声の出所が床の上とか天井付近の空間中から聞こえる声、だった。

以来、幻聴は、いろいろな声で聞かされるだけでなく、姿のない声が会話の相手となった。特に、家族と同室の中にいるときに加害相手の声は自分だけに聞こえた。

その点は、その声の素性に重大な不審点を思った。それを言葉にすると「なぜ自分だけに聞こえるのか?」である。


●幻聴の音源の追跡前の探求過程


加害相手の声が幻聴であると思うようになったのは、その声が声を出す実体のない空間中から聞こえたからである。

被害初期のごく初期では、科学的に考えず、亡霊のように判断した。亡霊のように判断していたころに加害相手との会話で相手の話す内容が亡霊にしては妙だと思い始めた。

それで直感的に相手は、宇宙人で地球よりも科学技術が発達しているから宇宙人のようにも考えた。しかし、科学的に深く考えなかった。

科学的に考えるようになったきっかけは、ネット検索でパテントコムのブログを読んでからである。当初は、『マイクロ波聴覚効果』だと考えた。しかし、パテントコムの聴覚効果を鵜呑みにしただけでそれ以上の科学的な考察はしなかった。

それから数か月して、加害される方法の一つ、
『嗅覚』をふと考えた。

臭いの元がないのにどうして特定の臭いを感じることになるのか、考えたのである。そこから科学的な追跡が始まった。

臭いを感じさせられる加害方法は、臭いの元がないのにその臭いがする点にヒントがあると考えたのである。

つまり、臭いを感じさせられた時の自分の嗅覚は
真実だが、その嗅覚は普通で言う嗅覚とは異なるからその臭いの元がない。そこで、どうしてその臭いを感じることになったのか、科学的に探究した。

加害の嗅覚は、その臭いを感じ取ったことが真実だから、感じ取った嗅覚の物理現象は、明らかに自分の脳がしたものだと考えたのである。つまり、加害技術は、脳に嗅覚を作り出せる、と断定したのである。

そして、少なくとも、脳または鼻の嗅覚感覚器官の細胞に刺激を作り出せると考えたのである。だから、臭いの元がないところに加害相手が作り出したにおいがすることになると結論したわけである。


●幻聴の音源をめぐる自己批判的な再検討


加害相手の声が聞こえる科学技術については、マイクロ波聴覚効果をそれだと考え、嗅覚の探求によってマイクロ波聴覚効果とは原理的に異なる科学技術を考えた。

その原理が、電磁波で脳細胞の聴覚細胞に刺激を作り出してその刺激が声や音となって聞こえると考えたのである。

マイクロ波聴覚効果の原理は、電磁波で蝸牛に伝わる振動波を脳などの水分を含む部分に照射することでいわゆる電子レンジと同じように生体(脳)の水分の水分子を振動させて熱膨張を起こし、その熱膨張が脳膜か何かの振動となって蝸牛に伝わって聴覚となるものである。

私の当初の考え方は、マイクロ波聴覚効果のような振動波を作り出すのではなく、脳細胞の聴覚領域の細胞に刺激を作り出してその刺激が要は神経信号となってそれで聴覚となると考えたのである。

私の当初の加害技術の幻聴生成原理は、マイクロ波聴覚効果と異なっていても根本的なところで同じだった

その同じ点は、加害相手の声が聞こえるときの音源は、もともと加害相手にあると考え、加害相手の声の音源が再現される原理としてターゲットにされた自分に聞こえると考えた点である。

その原理の根本は、簡単に言えば、加害相手がしゃべった声などが自分の身体で科学技術的に再現されるというものである。だから、マイクロ波聴覚効果も私の当初の聴覚効果も原理の根本をなす加害相手と自分との物理的な関係と聞こえるものの音源となった元の音源とは、似たような物であったということである。

私の当初の幻聴原理とマイクロ波聴覚効果の幻聴原理との違いは、蝸牛を通す聴覚と蝸牛を通さない聴覚との違いである。

だから、マイクロ波聴覚効果の原理は、蝸牛に伝わる振動波を蝸牛神経細胞以前の生体の水分子に熱膨張を起こしてそれで発生する振動波が蝸牛神経細胞によって神経信号に変換されるから聴覚となり、幻聴となるが、私の当初の考え方では、蝸牛神経細胞を通さず、蝸牛神経細胞以降の聴覚野の神経細胞に直接神経信号を発生させることで聴覚となり幻聴となると結論したのである。

しかしながら、繰り返して言えば、加害相手の声がしゃべっているように聞こえるから相手の喋ったものが自分の身体で再現されるという根本的な考え方は、どちらも同じなのである。

その根本的な音源について、2021年以降、批判的に再検討した。


●たどり着いた幻聴の音源と幻聴生成の仕組み


その批判的な再検討で得られた結論は、自分自身驚くべきこととなった。

それを簡単に言えばーーー加害相手がしゃべっているように聞こえてもそれは相手がしゃべっているのではなくそのしゃべり声の音源が自分の脳にあって加害相手はその音源を再生したうえでターゲットに聞かせている、と言うことである。

どういうことかと言うと、加害相手との会話では、確かに相手はしゃべっているように聞こえる。しかし、それは、加害相手がマイクなどに向かってしゃべったものではなく、自分の脳にある音源が再生されたうえで聞かされるものだということである。

加害相手がマイクに向かってしゃべっているというもっともらしい考え方は、たいていのテクノロジータイプの被害者ならそう思うのは当然だ。

それに疑問を呈したのは、マイクロ波聴覚効果や自分の以前の考えた原理(音源の再現の原理)では、到底不可能だろうと考えたからである。

不可能な点は、加害相手がしゃべった音源が電磁波に変換されるまではいいが、それ以降の電磁波が自分に照射されてその音源が再現される事である。

つまり、加害相手の声が電磁波に変換されてその電磁波が自分の身体に電子部品の助けを借りずに(例えば受信機)果たして再現されるだろうか?

そんな考えを持たなかったのが生体通信妄想の先駆けとなった「気まぐれファイル」である。

人間の体は、受信機のような電子部品がない。

それだから、もっと別の音源だろうと考え始めたのである。

もっと別の音源ーーーそのヒントは意外なところにあった。


●加害技術が利用する音源のヒント


1900年代の初めころ、ペンフィールドが行った脳実験で脳の一部に電極刺激で脳の中に記憶されている聴覚を再生できたのである。

聴覚は、言語と同じように記憶される。

以下のページがその参考である。

日本学術会議 おもしろ情報館』
『記憶ってなに?』
ペンフィールドの不思議な報告』

 

 



そこから発展的に現に聞こえている聴覚との合成と言う方法を思いついた

科学的に幻聴生成技術を探求する際にいろいろな種類の幻聴を聞かされてきた経験から、加害相手は、声でも音でも、地声・実音タイプから不明瞭な声まで、声の出所などを感じ取れるように自在に制御していると考えた。

だから、現に聞こえている聴覚を脳に記憶されている聴覚の再生と合成するだろうことを思いついたのである。

二つの聴覚の合成で本当にそこに人間がいてしゃべっているような声を聴かせることができる。

加害組織が聞かせる幻聴と言うのは、脳にある二つの聴覚を合成するといったが、その合成に使われる聴覚とは、聴覚の成分と言う意味でもある。

聴覚の成分と言う言い方は、専門分野の学者にはないだろうが、聴覚の成分が使われている節は、誰でも経験するところである。それは、知っている人の声を音質が悪い携帯電話などで聞いても相手がわかるのがそれだ。

人間の聴覚は、分析的に聞き取っている。つまり、聴覚をいくつかの成分に分析しているから言葉がなんにせよ、声質を聞き分けられる

そういうわけで、私の考えだした聴覚効果は、加害相手がターゲットの脳に記憶された聴覚と耳で聞いている聴覚とをたいていは合成してターゲットに聞かせていると結論したのである。


●一番最初の被害ブログ記事に「幻聴」と言う言葉を使った


自分のブログ記事に初めて幻聴と言う言葉を用いたのは、加害されてから1か月たった2月の記事であり、被害ブログの最初の記事である。

『脳内盗聴 1318 2015-0127』
2015年02月01日(日)

 



●幻聴の音源の理解のために


加害組織にターゲットにされたら幻聴はほとんどの場合聞かされていると思う。

集ストタイプの被害者でも同様であり、電磁波攻撃されているだけだと思っている集ストタイプの被害者でも同様である。

ついでに言っておけば、2021年愛媛県で3人を「電磁波攻撃する犯人に妄想した」河野も聞かされたはずだと思っている。

幻聴である点は、加害組織の流儀なのか、ターゲットにそれとはなく認識させる加害方法を行っている。

例えば、私がよく取り上げる集ストタイプの被害者「ネズキン」も幻聴である点を認識させ、その被害者のブログ記事にも「自分だけ聞こえている」点を認識していた。

『被害者になるまでの経緯』
http://ssskkkooo.blog.fc2.com/blog-entry-2.html
[2014/04/08 Tue]

そうした加害組織の流儀は、ターゲットに何度か「自分だけ聞こえている」事を認識させる。

後は、ターゲットにされた自分がその認識を生かせるかどうかである。たいていは、生かせない。

私のようにあからさまに「自分だけ聞こえる」点を認識させられるような加害方法でもそれを生かし切れず、数年過ぎた。

つまり、幻聴の音源の理解のためには、聞こえる感覚だけでは、幻聴である根拠を何十年しても見つけられないと断言しておく

だから、「自分だけ聞こえる」点を認識してもそれが幻聴である根拠にはならない。なぜなら、「幻聴」そのものがどんなものなのか、間違って理解しているからであるーーーマイクロ波聴覚効果のように。

マイクロ波聴覚効果でも私の当初の聴覚効果でも、幻聴を間違って理解している点で共通である。その極め付けが、
「相手はマイクなどを使ってしゃべっている」と言うのがそれなのである。

加害相手がしゃべったものは、自分の脳にある記憶された聴覚と現に聞こえている聴覚との合成したものであるから、幻聴と言うのは、その合成であり、音源となった聴覚が自分にあるということであり、その音源の聴覚を加害技術が「コントロールして」作り出したものである。

そこで初めて加害相手の作り出す幻聴と言うものを理解できる。

自分の聴覚だけに頼って加害相手がしゃべっているなどと考えるのは、妄想の根拠にしかならない。

つまり、加害相手が聞かせてくる言葉を根拠にしてもそれは妄想にしかならないのである。

なお、加害相手がしゃべっているように聞こえるのは、自分の脳に記憶されている特定の喋り方が聴覚として記憶されているためである。だから、思い出せば、どこかで聞いたことのある喋り方だったりするだろうが、加害技術で作り出す幻聴の音源となる聴覚は、言葉や声質をまるまる再生したものではなく、その成分を利用したものだから聞こえる感覚は、微妙に異なることにもなりえる。

それが言えるのは、私の被害初期に経験させられた知っている人物の声質そのままでも、言葉は、まるで異なっていたからである。それは、その人の声質と言葉とを成分として合成したものだからである。

それはちょうど、別々の人が同じ言葉をしゃべっても言葉としては同じであることを理解できるのは、人は、言葉を含む聴覚を分析的に脳内で処理しているからである。

そのような脳内の聴覚分析は、次のページが参考になるだろう。



『音楽する脳のダイナミズム』川村光毅
http://www.actioforma.net/kokikawa/kokikawa/dynamism/dynamism.html


脳がやっている聴覚分析は、まるで電子部品のようなものだが、それがあるからこそ、音楽を楽しむようなことも可能だと言える。

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面白かったなら幸いである。

いずれにせよ、ターゲットにされたら幻聴は、聞かされるから、聞こえるものを頼りに犯人断定して相手宅に押し掛けないように。

一般の人は、そういう人間が来訪する場合、とばっちりを受けることとなる。まあ、普段から「あの野郎」くらいに思っていたところに加害組織が滑り込んでターゲットにするのだから、来訪される側も、たぶん、似たような考えを持っている場合がほとんどだろうと思われる。


何はともあれ、ターゲットにされたらよろしく!




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